簡体字、繁体字、タイ語のWEBサイトを24時間で公開。Instagram投稿が非言語カスタマーレビューとして機能する多言語ホテルサイトへ

2016年2月、ココテルは、4人で1部屋に泊まれる「Bed and Café」をコンセプトにしたホテルとしてタイの首都バンコクにオープンしました。

この新しいコンセプトは、子供のいるファミリー層や友人同士で旅行をする機会の多いアジア圏のゲストを中心に高い評価を得るようになりました。

しかし、宿泊ゲストの多くはOTA(オンライン・トラベル・エージェント)と呼ばれるホテル予約サイトを通じてのブッキングであり、集客チャンネルの多様化が課題となっていました。

そこで自社サイトからの直接予約数の向上と主要なゲスト国へのさらなる訴求のため、2016年8月、WEBサイト多言語化支援ツールであるSpokeを導入。中国簡体字、中国繁体字、タイ語の約12,000文字相当を24時間で翻訳し、公開することができました。

3言語

繁体字・簡体字・タイ語のプロの翻訳者による翻訳

12,000文字

日本語で原稿用紙30枚に相当

24時間

翻訳の依頼から24時間で公開

kokotel_logo

Kokotel (Thailand) Co., Ltd.について

ココテルは、東南アジアホテル業界の競争ゲームのあり方を変え、イノベーションを起こします。東南アジアと南アジアで1,000軒のホテルを開業し、22世紀へのLegacyとなる事を目標としています。

Address: 181/1-5 1F, Surawong Rd, Suriyawong, Bangrak, Bangkok 10500
TEL: +66 2-235-7555
Established: Sep 2015
CEO: Rei Matsuda
URL: http://www.kokotel.com/

オープンから客室稼働率は順調に推移するもその内容に課題も

2016年2月、ココテルは「4人で1部屋に泊まれるBed and Café」をコンセプトにしたホテルとしてタイの首都バンコクにオープンしました。

この新しいコンセプトを掲げることにより、既存のホテルでは難しかったクリエイティブな間取りや設備を導入。「4人用の部屋を、2人分のプライス」にすることを実現しました。さらに微笑みの国タイのホスピタリティを日本品質で提供することで、子供のいるファミリー層や友人同士で旅行をする機会の多いアジア圏のゲストを中心に多くのレビューサイトで高い評価を得るようになりました。

しかし、宿泊ゲストの多くはOTA(オンライン・トラベル・エージェント)と呼ばれるホテル予約サイトを通じてのブッキングであり、集客チャンネルの多様化が課題となっていました。

Kokotel (Thailand) Co., Ltd.のCEO松田励氏は、その経緯を以下の様に述べています。
「英語と日本語のWEBサイトは既にありましたが、主要なゲスト層である中華系のゲストへ訴求するための中国繁体字、簡体字のWEBサイトはありませんでした。また、オープン当時のコンテンツは、全て私が制作していたため、ローカル向けのタイ語のWEBサイトもない状況でした。そのため検索エンジンからの流入は少なく、ブッキングの多くはOTA経由であり、自社サイトからの直接予約はほとんどありませんでした」

課題解決1 WordPressとSpokeによるWEBサイトの5ヶ国多言語化

2016年の8月、中華系及びタイ国内のゲストへの訴求を強化するため、WEBサイト翻訳支援ツールSpokeを導入いただきました。

Spokeを導入するためにはCMS(コンテンツ・マネージメント・システム)が必須となります。

弊社でWordPressの構築後、GUI(グラフィック・ユーザ・インターフェイス)の管理画面から、クリックの操作だけで設定及び翻訳を開始。英語をベースとして簡体字、繁体字、タイ語の3言語(約12,000文字相当)を翻訳しました。

課題解決2 新たな集客チャンネルとしてInstagramを活用

一般的にホテルの売上構成として、宴会やレストランなどの飲食やイベントなどによる収入の割合が高いことはあまり知られていません。

Spokeによる多言語化だけではなく、宿泊とは直接関係のないホテル施設の訴求と集客をサポートをすることにより、宿泊部門だけでなく、ホテル全体の収益改善に貢献するという視点でWEBサイトのリニューアルを提案させていただきました。

ココテルには通常ホテルにあるようなレセプションカウンターはありません。
エントランスをくぐると、巨大なヒツジのマスコットキャラクターと2階から直接滑り降りることのできる螺旋のすべり台がゲストを出迎えます。広々とした吹き抜けの階段を駆け上がると、トランポリンやボールプールのあるキッズルームがあり、子供たちは時間が経つことも忘れて遊び続けます。
1階のカフェと2階のキッズルームは、目の届きやすい一体感のある設計となっているため、その間、保護者はゆっくりと食事をしながら、家族旅行を楽しむことができるようになっています。

これらのココテル独自の施設やコンセプトを活かすため、Instagramの写真をWEBサイトへ自動的に組み込む機能を実装しました。

また、ハッシュタグを利用した子供向けイベントの企画、カフェの販売促進キャンペーン、自社予約へのインセンティブによる誘導も同時に提案することで、運用も含めた集客チャンネルの改善を提言させていただきました。

Kokotel Cafe
ココテルのオリジナルキャラクターと2階とつながる滑り台
Kokotel kids Room
キッズルームにはトランポリンやボールプール

SpokeとInstagramによる3つの成果

原稿用紙30枚の翻訳を24時間でスピード公開

当プロジェクトでは日本語換算で12,000文字相当(400字詰め原稿用紙30枚)の翻訳だけでなく、HTMLコーディングの工程までを実施して24時間で公開することができました。

仮に翻訳会社に依頼をした場合、翻訳工程に1週間、更に翻訳された原稿を元にHTMLのコーディングをするために、一週間と合計2週間以上の時間を必要とします。Spokeを利用することで、公開までの時間を1/10以上短縮したことになります。

「実は以前にタイのローカル企業にWEBサイトのCMS化をお願いしていたのですが、なかなか完成せず、結局、こちらの期待どおりの品質にならなかったことから一度CMSの導入を断念した経緯がありました。そんな経験から3ヶ国語の対応もある程度覚悟をしていたのですが、1日で完成との連絡があったときには驚きました」
松田氏には導入時の様子をこのように語っていただきました。

“1日で完成との連絡があったときには驚きました”

Rei Matsuda
松田励様 CEO(最高経営責任者)

– 10年超の戦略コンサルティング経験と、7年超の東南アジア/インドでの事業経験を持つ
– 日系戦略コンサルのドリームインキュベータ(東証一部)シンガポールオフィスを立ち上げ、責任者として勤務
– シンガポールにて、グローバルホテル運営会社アジア本社で戦略/開発/ブランディング業務に従事した経験を保有
– 慶應義塾大学総合政策学部卒業、ロンドン大学インペリアル・カレッジ経営学修士、コーネル大学/ナンヤン工科大学ホテル経営学修士(シンガポール政府奨学生)

WEBサイト以外の翻訳業務も効率化

Spokeには「Simple翻訳」という汎用的に利用できる36言語対応のテキスト翻訳機能があります。この機能は本来WEBサイトの一部を修正するために実装した機能です。

しかし、ホテルの日常業務ではWEBサイト以外にも数多くの多言語化が必要になるシーンがあります。

ココテルでは他のホテルでは英語だけで対応するような電子メールのテンプレート、カフェのメニュー、ホテル館内の掲示物などWEBサイト以外の様々なコンテンツをゲストの言語に合わせて多言語化することでゲストの利便性と日常発生する翻訳業務の効率化を実現することができました。

Insatagramが非言語レビューとして予約や集客を推進へ

宿泊客によるレビューは、ホテル選びをする際の重要なポイントの一つです。

しかし、OTAに掲載されているレビューは、ポイント還元をインセンティブとした文字による評価となるため、過度にネガティブな内容になったり、逆にポジティブな評価の場合は、同じようなレビューが並ぶことになります。

ココテルのWEBサイトではゲストが自主的に撮影するInsatagramの写真が、文字に代わるリアルな口コミレビューとして機能するようになりました。OTAによるレビューでは気づくことのできない客室の雰囲気、楽しむ子供の表情、実際に提供されている食事などの写真は、最も客観性のある情報としてWEBサイトにたどり着いた全てのユーザに対して、宿泊予約やカフェやイベントへの来訪を強力に推進するようになっています。

また、「#bangkok」「#hotel」「#cafe」「#xxx(イベント関連)」といった地域や目的の情報を持たせたハッシュタグを利用をすることで、OTAや検索エンジンからの集客とは異なるユーザへの露出とアプローチを可能とし、多くの広告費を投入することなく、宿泊以外の飲食・イベント収益の向上にも貢献することができました。

1枚の写真に900以上の「いいね!」が付いている。露出はそれ以上になる投稿

#kokotel

@wmt200が投稿した写真 –

キッズルームが実際に利用されているシーン

朝食はホテル選びの重要なポイント。写真とコメントがリアルな雰囲気と味のレビューとなっている

今後のココテルとSpoke

東南アジアや南アジアを中心に1,000軒のホテル展開を目指すココテル。今後もさらなるブランドの拡大を計画されています。今後の展望に関して、COOで“Wow”創造ディレクターという肩書を持つ中塚氏は、以下のように語ります。

「今後グループとしてホテル軒数を増やしていく計画です。店舗毎の情報発信やInstagram以外のマーケティング活動でもSpoke を利用する機会は多くなっていくと思っています。ココテルでは、実際にお客様がホテルに宿泊いただくチェックインの時点からではなく、それ以前のWEBサイトでの予約の段階や、チェックアウトされて次回利用いただくまでの間に一つでも多くの“Wow”を体験していただきたいと考えています。ゲストとのあらゆるタッチポイントにおいて母国語でのコミュニケーションを可能とするSpokeは、ホテル向けの翻訳ソリューションとして最適だと思います」

“ホテル向けの翻訳ソリューションとして最適だと思います”

Wataru Nakatsuka
中塚亘様 COO(最高執行責任者) “Wow”創造ディレクター

– 4年のディズニーテーマパーク・リゾートでのオペレーション・事業経験と8年の経営コンサルティング経験を持つ
– 東京ディズニーリゾートでは、テーマパーク内の飲食・商品施設のオペレーション、ディズニーブランドのマーケティングや調査分析に従事
– 米系戦略コンサルティングファームのA.T. カーニー(東京オフィス)では、官公庁、グローバル飲料・食品・自動車メーカー、日系コンテンツホルダーの新規事業や海外展開の戦略立案・実行支援に従事
– 慶應義塾大学総合政策学部卒業

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