Spokeは、ホームページを36言語に簡単に多言語化するサービスです。その導入方法には、2つをご用意しています。
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- URLをいれるだけ!簡易的にホームページを多言語化する「ダウンロード版」
ホームページ数が少なく、小規模で更新があまりないサイト向きの導入方法です。文字コードがUTF8のみ対応です。 - WordPressに代表されるCMSとAPI連携をする「WordPress版」
中規模以上で更新性のあるホームページ向けの導入方法です。プラグインを入れるだけで、わずか3分で利用できるようになります。WordPressをご利用の方はコチラを確認ください。
- URLをいれるだけ!簡易的にホームページを多言語化する「ダウンロード版」
当ページでは、ダウンロード版がどのようにホームページを多言語化させるのか?を解説していきます。
簡易的にホームページを多言語化する「ダウンロード版」とは?
ホームページのTOPページURLを登録するだけで、SpokeのWEBクローラがホームページを巡回します。
日本語のコンテンツをまるごと取り込むことができるため、お客様のホームページに何か特別なソフトウェアのインストールや導入設定が一切不要のまま利用することができます。
とにかく簡単に導入したいという方におすすめのホームページ多言語化の方法です。
メリット
- 訪日・インバウンドの集客に最適な海外SEO対応
- サーバにインストール作業など一切不要
- 飲食店や小売など比較的小規模サイトでも気軽に導入可能
- FTPアップロードができれば誰でも利用可能でスキル不要
- 無料で導入可能
デメリット
- javascriptの生成するリンクを取得できない
- ヘッダー、フッター、アーカイブなど翻訳が冗長となる
- WEBサーバの設定により利用できない場合がある
*ダウンロード版は、あくまでも簡易版です。これらのデメリットは、WordPress版にはありません。可能な限りWordPress版をおすすめします。
インストール方法
お客様のWEBサーバにインストールなどは一切不要です。
導入方法は3ステップ
Spokeダウンロード版は、わずか3つのステップでご利用いただけます。
01‐Spokeのアカウント作成
まずは、以下からアカウント申請してください。
利用規約に同意してEmailとパスワードを登録してください。
次に認証のメールが登録アドレスに届きますので、「Verify email address」をクリックしてください。
画面が遷移すると以下のダッシュボードが表示されます。
「新しいウェブサイトの登録へ」より、WEBサイトを登録します。
「Website type」はStaticを選択します。「ウェブサイトの URL」には対象のURLを入力して、「登録する」を押し下げます。
ウェブサイトの基本設定では、「ウェブサイトのタイトル」と「翻訳元の言語」は自動挿入されます。「翻訳する言語」からを選択して翻訳先の言語を選択して「登録する」を押し下げます。「翻訳する言語」は、「言語を追加」ボタンから複数追加をすることができます。
「同期を開始しました。同期が完了したらメールにてお知らせします。」と表示されれば、SpokeのWEBクローラが正常に巡回をしています。
しばらくすると登録のメールアドレスに「クローリングが完了」した旨のメールが送付されます。
02‐ページを選択する
無事クローリングが完了すると、左カラムのウエブサイトの一覧に該当のウェブサイト名が表示されます。
ウェブサイト名をクリックするとクローリングされたページを一覧で見ることができます。
次に翻訳したいページのタイトルをクリックしてください。
上記のように翻訳したいページの内容を確認することができます。
「翻訳のお見積りへ」をクリックすると以下の画面へ遷移します。
翻訳に関しては、①AI翻訳(機械翻訳)と②ネイティブ翻訳者を含む人力翻訳の2つから選択する
- AI翻訳(機械翻訳)
無料でAI翻訳(機械翻訳)を利用することができます。
上記のようにAI翻訳のスイッチをオンにスライドさせると、機械翻訳が有効になります。「翻訳を依頼する」をクリックすると即座に反映されます。
翻訳が完了すると、日本語と同じ画面のタブに追加されます。
また、右カラムには「AI‐Robot」及び「すでに翻訳を依頼済みです。」と表示され、このコンテンツが機械翻訳済みであるステータスに変更されます。
- ネイティブによる人力翻訳
ネイティブ翻訳者による翻訳も利用することができます。
画面の右カラムに言語ごとに見積金額が表示されます。
翻訳品質のラジオボタンで「スタンダード」「プロフェッショナル」を選択することができます。必要に応じて変更ください。
また、言語のチェックボタンを外すことで、例えば上記の場合、中国語簡体字は翻訳をしないなども選ぶことができます。予算や重要性、このコンテンツは中国語簡体字は不要などを選ぶことができます。
「翻訳を依頼する」をクリックするとネイティブ翻訳者にデータが送付されます。
400文字前後のコンテンツであれば、わずか1時間ほどで翻訳が完了します。
翻訳が完了するとご登録のメールアドレスに「完了通知」が送付されます。
完了通知のリンクをクリック、又は、管理画面のダッシュボードより確認画面に遷移します。
画面の左側にオリジナルコンテツ、右側に翻訳者が翻訳した内容が表示されます。
Spokeでは、メッセージに自動で「オリジナルコンテンツへのリンク」が生成します。これにより翻訳者がコンテンツのニュアンスを読み取ることができるため、より精度の高い翻訳が実現可能です。
翻訳内容に問題があった場合
「修正リクエスト」より、翻訳者に対して直接修正の指示ができます。修正は合理的な理由がある限り何度でも可能です。
翻訳内容に問題がない場合
「承認」ボタンをクリックすることでコンテンツの翻訳が完了します。
翻訳の承認がされると、機械翻訳と同じように日本語コンテンツのタブ内に言語別に格納されます。
03‐ZIP形式で一括ダウンロード&アップロードする
翻訳対象ページの翻訳が全て完了してから、自動的にHTML化されたファイル一式をローカルPCにダウンロードします。
コンテンツの一覧画面の右端に「update」というボタンがあります。
このボタンをクリックすると、「英語zipダウンロード」のように言語別にダウンロードのメニューが表示されますのでクリックしてください。自動的にダウンロードが開始されます。
FTPなどによる一括アップロード
ダウンロードが完了すると、例えば英語の場合は「ウエブサイト名-en.zip」というファイル名でzipファイルがローカルのPCにダウンロードされます。
zipファイルを展開するとhtmlファイルとディレクトリが一覧となります。
これらのファイルはすべてSpoke内で相対パスへと自動的に変換されています。そのためローカルでhtmlファイルをクリックするとブラウザで開くことがでます。
相対パスで制作されていますので以下のように英語であれば、「en」などのようにわかりやすいディレクトリを作成してFTPなどでアップロードをしてください。
アップロードが完了したら、ブラウザに「サイトアドレス/en/」と打ち込んでください。英語のWEBサイトが表示されます。
javascriptで生成されたリソースの補完
デメリットとして「javascriptの生成するリンクを取得できない」とお伝えしております。WEBクローラーでファイルを取得するため、javascriptで生成される画像やCSSなどのリソースファイルなどリンク切れが発生する場合があります。
もし、リンク切れが発生した場合、日本語(翻訳元の言語)にある「js」「css」「common」「img」などの言語に依存しないファイルを翻訳してzipダウンロードして展開した「js」「css」「common」「img」に手動にて上書きをしてください。
費用
Spokeは、月額の固定費不要でご利用いただけます。
翻訳したい文字数だけ実費を分負担ください。
最新の価格は、以下からご確認をいただけます。
まとめ
このダウンロード版は、あくまでもWEBクローラーを利用した簡易版です。
CMSを導入しないで、静的htmlのみで管理されているような小型で更新性の低いWEBサイト(ホームページ)を、手間と時間と専門知識なく多言語化するためのツールとなっています。訪日・インバウンドに対応したい小売や飲食店でのご利用が多いシステムです。
更新性の高いWEBサイトWEBサイト(ホームページ)は、WordPress版などCMS連携できる製品をご利用ください。